空の軌跡SC クリア。
前回言ってた『空の軌跡SC』、先ほどクリアいたしました。
いやあ、楽しかった。
途中のダレはありつつも、最後までゲームとして面白く遊べましたヨ。
コンシューマーのRPGがFFに代表されるようにシナリオ&グラフィック重視になっていく傍らで、舞台となる『世界』と『ゲーム性』を丁寧に作りこんだ空の軌跡は、SFCのRPGとかが好きだった人にオススメです。
シナリオは目を見張るような意外性や真新しさは薄いものの、キャラが生き生きとしていて、時に熱い展開などもあり、満足いく面白さでした。
ちょっちお約束なシーンや展開多いけどね(笑)

以下、適当な雑感など。





しっかし、FC(FirstChapeter)である前作とSCの2作でようやく1つの物語が終わったわけですが……合計プレイ時間が130時間ほど、か。
長い旅だったなぁ……存分に楽しめました、ごちそうさま。

空の軌跡、ぶっちゃけキャラ設定とかは「どっかでみたなぁ」ってのが多くて、真新しさは薄いのですが……舞台の『世界』がすごく丁寧に作られていて、それが全てをバックアップしてる感じ。
『世界設定』も薄めで分かりやすいものなのだけど、その世界で暮らす人々が、生き生きとしている。
それは、主人公とそれに関わる一部のキャラだけではなく、武器屋のおっちゃんとか、買い物中の主婦とか、そういった「村人A」とされそうなNPCにすら、セリフが多量に用意されていることが理由のひとつかなーと思う。

このゲーム、街を1個ずつ訪れてそのエリアで発生するメインシナリオを進めていく~って流れなのですが、NPCに話しかけたときの反応は、メインシナリオが少し前進する度に入れ替わります。
1つの街につき、5~6回はセリフが一新されるかな。
例えば、買い物に悩んでいた主婦が、しばらくすると何を買うかの決心をして、さらに次に進むと結局「○○という理由で買うのをやめた」といった風に、物語とは全く無関係の場所でNPCの生活を感じられるようなセリフがメイン。
サブイベントで仲を取り持ったカップルが、旅先で旅行中の姿を毎回見せたり、そんな彼らが結婚式を挙げるまでが見れたりなど、NPCの一人一人が、物語に関わらずともこの世界の中で「暮らしているのだ」と感じるようなイベントが豊富。
この「生活感」みたいなものが丁寧に作られていて、時におかしく時にほろっときたりで、町の人に話しかけているだけでも面白いんですよね。
市長から街の雑貨屋さんまで、全員名前ついてるし(笑)
NPCが情報をもたらすための記号という以上に、「この世界に生きる人々」といったものをよく表していると思います。

こういった、メインの物語とは関係の無い、世界の背景部分(背景設定ではなく)がしっかりとしているので、全体としてもぼやけないのがいいですね。
一貫した空気のようなものを感じます。


それと、戦闘のバランスも丁寧に調整されているように感じました。
特にボス戦は、適度に苦戦しつつ、ちゃんと気を抜かずに戦えば勝てる、けど失敗すれば敗北もありうる、ぐらいの難易度で良かった。
戦術の幅が広いので、もっと楽々戦えるスタイルもあるのだろうけど……まあ、自分のPTでは、ってことで。
ボスもパターンが豊富で、それにあった戦術を使って戦うことになるので、戦闘も飽きませんでしたね。

あと、物語と戦闘がうまくかみあっているってのは、大事ですね。
シナリオは、その場面の戦闘を盛り上げるために。
同時に、戦闘はシナリオを盛り上げるために。
この二つが互いに高めあう形にあるのが、良いRPGの条件の一つなんだろうなぁ。
空の軌跡では、「ここらにボスでも置いとくか」みたいなやっつけ感が無くてグッド。
ちゃんとシナリオの節目などに合わせてボスが配置されてるので、サブシナリオでもなかなか熱い戦いが待っていたり。
シナリオで仰々しく登場した敵が、実際にバトルに突入すると凄まじい強敵だった……という流れこそが、バトルを盛り上げ、場面を盛り上げる。
最近のFFは、これがちょっと足りないかも。

ただ、この戦闘の盛り上げ、空の軌跡でも少し残念な点が。
それは、敵組織の幹部と戦ったとき、苦労して倒したのに「ふふーん、まだ本気じゃないんだよーん」と仰ること。
場合によっては、同じ相手に2回それされます。
そして、叩きのめしたのに「けっこうやるな」とか言いつつ「よかろう、今回は退いてやる」とかいって帰って行ったり……せっかく倒したのに!w
「設定的な強さ」に引っ張られて、シナリオ上での表現のため(&、次回作のため)に「バトルで勝ったのに相手はピンピンしててこっちが息を荒げている」なんてシーンが何度も出てきて、その点はマイナス。
バトルの勝利がちゃんとシナリオでの勝利にも繋がってないと、こう、カタルシスが無いのですなあ、やっぱ。


まあ、そんな難点がありつつも、ゲーム全体としてはとても面白くて魅力溢れる作品でした。
伏線張って終わったんで、次回作も同じ世界が舞台なんだろうってことで、期待。
ひとまずはエステルとヨシュアの物語は幕、ってところか。
次回は主人公じゃなくていいんで、PTメンバーとかで出てきて欲しいなあ(笑)
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by tenrensenka | 2006-05-19 00:30 | ゲーム。

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