ALWAYS 三丁目の夕日

男前豆腐うめぇ!(挨拶)

今宵はワールドカップ、日本VSオーストラリア戦ですね。
既に我が家の家族は臨戦態勢(笑)

そいじゃま、試合が始まるまでに更新いってみよー!
今日は、邦画の『ALWAYS 三丁目の夕日』を見たのでその感想を。
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『ALWAYS 三丁目の夕日』は、結論を先に述べておくと「当たり」でした。


舞台は昭和33年、東京下町。
個性豊かな住民が暮らす「夕日町 3丁目」に、青森から集団就職で「星野六子」という少女がやってくるところから、物語は始まります。
自動車会社と聞いて大きな会社を想像していた六子、しかし連れて行かれたのは下町の小さな自動車修理工場「鈴木オート」。
理想とのギャップにがっかりしながらも、彼女は下町での暮らしに飛び込んでいきます。
そして、その鈴木家の向かいにあるのが、文学作家を目指す青年「茶川竜之介」が営む駄菓子屋。
茶川はかつて芥川賞の最終選考まで残った経歴を持ちつつも、今は三流少年誌に冒険小説を書いて細々と生活している、売れない小説家。
そんな彼も、酔った勢いで引き取り手の無い少年「淳之介」を預かったことから、日々の生活が少しずつ変わっていく。



昭和33年、今から50年も前。
その時代の、東京下町での人々の暮らしを上記の二家を中心として描いた、下町人情ドラマ。
CGとミニチュアを使って再現された「昭和33年」は、とても見事。
違和感無く再現されていて、当時を知らない人にはどこかファンタジックな日本を感じさせ、当時を知る人にはとてもノスタルジックな映像となっているようです。
既に今は販売されていない車や家具などを日本中からかき集めて撮影したようで、その気合の入り方も一味違いますね。

映像的な見せ方も、ドラマとしての見せ方も文句なく上手く、最初から最後まで楽しめました。
楽しく笑えるシーンも多く、ちょっとしんみりするシーンもあったり、暖かな感動を与えてくれる映画です。
こういう邦画が出てきてくれることに安堵しつつ、こういう映画が出てくるから邦画も捨てたものじゃないなと思えて嬉しいですね。
最近見た邦画では間違いなくトップ。
思うに、邦画は洋画の尻を追うのではなく、こういった『邦画にしか出来ないこと』を追ったほうが良い作品ができそう。

下町の、裕福ではないけど活気があり、皆が日々を力いっぱい生きている姿が素直に美しい。
戦後十数年という時代であり、徐々に電化製品が一般家庭にも入り始めた時代。
こういった『時代の空気』こそがこの映画の主題であり見所。
鈴木家にテレビが来るとなると町内ぐるみのお祭り騒ぎになり、大人も子供も区別無くプロレス中継に夢中になる。
町の人々が一丸となって一喜一憂するなんて、今の時代ではそうそう見られない光景でしょうね。
時代の移り変わりで不要となってゆく商売の人や、戦中に家族を失いながらも今も町民に必要とされて暮らしている人など、脇役の姿を短いエピソードで描く手腕にも拍手。

映像的に目を引かれるのは、やはり「建造中の東京タワー」ですね。
序盤、タイトルバックではまだ基部しか作られていなかったタワーが、季節が移ろうごとに少しずつ出来上がり、ラストシーンでその完成した姿を雄々しく見せる様はグッド。
季節感とこのタワーの完成までの過程が、うまく「時間の経過」を表していると思います。
テロップで「何ヶ月後」とかって出してしまうと味気ないけれど、象徴で見せるこの手法はセンスの良さを感じさせます。

物語的には下町人情ドラマなので、アッと驚くような派手な事件が起こったりはしません。
しかし、日々は小さな事件の連続であり、そんな日々がとても楽しいドラマとなっています。
そして、各シーンへの伏線もさりげなく張られていて、それらがひとつひとつ回収されて次のシーンへと繋がっていくので見る側も安心。
日常のちょっとした会話などに盛り込まれた伏線がちいさなエピソードのネックとなっていく……その繰り返しながらも、ヘタな邦画監督にはマネできてない要素なので拍手。


さて、サッカー始まる時間が迫ってきたのでここらで終わっておきます(笑)
何にせよ、『ALWAYS 三丁目の夕日』は久々に万人にオススメできる邦画でした!
まあ100人が100人気に入るとは保証できませんが、少なくともこの作品を「ツマンネ」って言う人は少数派だと思います。
文句無く良作、ダメ邦画に嫌気がさしてる人はこの作品を見て癒されましょう!w

んでわ(笑)


――関係ないけど、前回のコメント欄が、過去最高に伸びて笑いつつ嬉しい人w
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by tenrensenka | 2006-06-12 21:48 | 映像。

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